【海外に住む外国人を雇用する方に】外国人向けマンスリーマンションの探し方とコツ

海外に住んでいる外国人を雇う時、ご本人の住まいを会社側で探すケースも多いかと思います。

長期雇用を前提とする場合、日本人スタッフであれば賃貸を検討するところですが、外国人スタッフの場合はマンスリーマンションをおすすめしています。

本記事では、

①なぜマンスリーマンションをおすすめするのか?

②外国人OKのマンスリーマンションを取り扱う不動産会社の例

③マンスリーマンション契約時に見ておきたいチェックポイント

についてご説明します。

①なぜマンスリーマンションをおすすめするのか?

海外在住の外国人を日本で雇用する際に必要なToDoリスト =来日前編=」でも記載しましたが、残念ながら、外国人を受け入れられる賃貸物件の数は現状多くありません。

また、通常の賃貸ですと、水道光熱費やWifi等のインフラについては各自で契約する必要があり、来日当日からこういったインフラを早急に整えるのは非常に困難です。

ですがマンスリーであれば、これらのインフラに加えて、家具等も初めから備え付けられていることが多いです。 そのため、最初の1-2ヶ月間をマンスリーで過ごし、その間に賃貸を探すことをおすすめしています。

②外国人OKのマンスリーマンションを取り扱う不動産会社の例

(1)レオパレス21

取扱物件数が多く、外国語でのサポート(Webサイトや電話対応等)が充実しているのが特徴です。

インターネット設定などは独自の手続きが必要ですが、自社取扱の物件が色々な地域にあるため、拠点の多い会社さんにおすすめです。

(2)グッドステイ

こちらは検索サイトで、自社の物件にプラスして、地元の不動産屋さんが取り扱う物件も含めて紹介されています。

後者は地元ならではの細やかなサポートが期待できますので、特別にお願いしたいことが多い場合は、使用を検討してみてください。

③契約時に見ておきたいチェックポイント

(1)インフラ(水道光熱費、Wifi)代金が全て込みか?

マンスリーの場合はこれらは込みのことが多いですが、初期設定が必要かどうかも含めて、念のため確認することをおすすめします。

生活の基盤を築くのに重要な要素ですので、認識間違いがないようにしたいところです。

(2)住民登録ができるか?

外国人を海外から移住させる際は、その物件を住民登録することになります。

マンスリーという性質上、お断りという場合もありますので、事前に確認しておくことが必要になります。

(3)家具はどこまで揃っているのか?

マンスリーの場合、ベッドや、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ等の家電、コンロ等、生活に必要な最低限の家具や家電は初めから揃っていることが多いです。

毛布等も備え付けてありますが、冬は十分でないこともあるようです。 毛布やキッチン用品等のオプション(レンタルや買い切り型)がある場合は、利用を検討するのもありです。これらを利用する場合、来日当日までに部屋に揃えつけてくれます。

(4)鍵の形式について

紛失のリスクに備え、現物の鍵を不要とする電子ロック式の鍵を導入している物件が増えつつあります。

これらの物件の場合、対応するアプリ等を事前にインストール&登録してもらう等の手続が必要になるケースがあります。

(5)自転車置き場があるか?

マンスリーの場合、その性質上、駐輪場の用意がないことがあります。自転車通勤を検討されている方はご注意ください。

(6)ゴミ出しの方法について

物件によっては、曜日を問わずゴミ出しできるゴミ置き場を用意してくれているところもあり、オススメです。

海外だと当たり前にゴミ置き場(コンテナのような)を設置している国もあるため、ゴミ置き場がない場合、毎朝違う種類のゴミ出しをするのに苦労することもあります。

分別方法については市町村によって異なりますが、近隣住民の評判にも影響するため、徹底してもらうようにしてください。

以上です。

テンウェイズオフィスで在留資格の認定・更新・変更等をご契約いただいた皆様には、これらのアドバイスも可能です。 初めての外国人雇用は不安に思うこともあるかと思いますので、お気軽にご相談ください。